計画無痛分娩とは

計画無痛分娩とは、あらかじめ出産の日時を決めて(計画分娩)、陣痛誘発剤で分娩を開始させつつ、硬膜外麻酔で痛みを和らげる方法です。「計画分娩」と「無痛分娩」を組み合わせたものです。

通常の無痛分娩との違い

項目通常の無痛分娩計画無痛分娩
分娩開始自然な陣痛発来誘発剤で開始
出産日時ある程度不定(夜間もあり)平日日中に設定可
麻酔タイミング入院後に開始入院日に計画的に開始
追加費用+10〜20万円程度+10〜25万円程度(やや高め)

計画無痛分娩のメリット

1. 出産日時を事前に計画できる

平日の日中に設定できるため、パートナーの立ち会いや上の子のお迎えなどを事前に調整しやすいです。また、夜中に突然陣痛が来る不安がなくなります。

2. 医師・助産師が万全の体制で臨める

計画分娩は日中の通常診療時間内に行われることが多く、スタッフ体制が整っています。緊急時への対応も迅速です。

3. 産後の体力回復が早い場合がある

痛みによる体力消耗が少ないため、産後の回復が早い傾向があります。

計画無痛分娩のデメリット・リスク

  • 陣痛誘発剤(オキシトシン等)使用による子宮収縮過強のリスク
  • 硬膜外麻酔による低血圧・頭痛・麻酔が効かないケース
  • 費用が通常の無痛分娩よりやや高くなりやすい
  • 対応している産院が少ない(特に地方)
  • 子宮頚管の熟化が不十分な場合、予定日に分娩できないことも

費用目安

通常分娩の費用に、無痛分娩の追加費用(10〜25万円)+ 場合によっては誘発剤使用の追加料金がかかります。施設によって費用は異なるため、事前に確認が必要です。

よくある質問

Q. 計画無痛分娩は誰でも受けられますか?

A. 基本的には正常経過の低リスク妊娠が対象ですが、施設によっては高齢出産・既往帝王切開などの条件でも対応可能なところがあります。かかりつけ医と相談してください。

Q. 計画無痛分娩の日程は自分で決められますか?

A. 医師が子宮頚管の状態・妊娠週数などを考慮して、安全な日程を提案します。完全に自分だけで決めることはできませんが、希望を伝えることはできます。

Q. 計画通りに産まれないことはありますか?

A. あります。子宮頚管の熟化不足や陣痛誘発が効かない場合、翌日以降に延期・帝王切開に変更になることがあります。